関節は、骨と骨が摩擦して動く運動器です。

関節が動くとき骨どおしがゴッツンこしてその際に

生じる衝撃をやわらげ、

関節がスムースに動くように助ける役割をしているのが「軟骨」なんです。


関節のクッション役をしている軟骨は、年齢とともに

水分量が減少して、表面がザラザラに

なっていきます。

こうした状態がつづくと、軟骨の表面は徐々に削られていき

軟骨はだんだん薄くなっていってしまいます。

こうなってくると・・・関節が動くときに生じる衝撃を吸収してくれるはずの

ダンパーの役割をはたしていたんですが、関節の骨と骨がきしむことに

なってしまいます。

この「きしみ」によって発生する痛みが
「関節痛」なんです。

軟骨自体の摩耗がさけられない以上、年をとってくると

関節痛になやまされるようになってきます。

中高年のほとんどが、日常生活で関節痛を感じているみたいです。

腰痛90% ひざ痛80% 肩痛50%なんてデーターもあるみたいです。


「軟骨の摩耗」「加齢」以外の原因として

① 肥満
② 体型(O脚の場合ひざの内側に偏って痛みの原因になる)
③ 職業病(重い物の運搬に長期に渡って携わる等)
などです。


ひざ痛の予防法としては「体重コントロール」と「生活様式の見直し」
が必要

太り過ぎに注意しつつひざへのショックを軽減 底の厚いくつやベッドにかえる
など生活様式から負担を除いたりしましょう。